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ハチの経済価値65兆円

2016.2.26のニュース

生き物

ハチの経済価値65兆円

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 花粉を運び農作物作りに貢献するハチなどの生物がもたらす経済的利益は世界全体で最大年5770億ドル(約65兆円)に上ると指摘した報告書を、国連が設置した科学者組織「IPBES」が26日、発表した。同組織は、環境破壊や農薬の使用、病気などさまざまな圧力によって「多くの生物が絶滅に向かいつつあり、食料供給を脅かしている」として各国に保全策の強化を促した。

 IPBESが報告書をまとめたのは2012年の設立以来、初めて。日本国内でも農業に年4700億円の貢献をしているとの報告があり、あらためて花粉を運ぶ生物の重要性が示された。

 報告書によると、花粉を運ぶのは飼育されているミツバチや野生のハチの仲間が中心で、2万種以上。チョウやカブトムシ、コウモリ、鳥類なども花粉を運び、果樹や野菜、コーヒーなどの受粉を助ける。

 世界の主な食用作物の4分の3以上が、これらの生物に受粉を頼っていると指摘。その貢献額は2350億~5770億ドルと試算した。(共同)

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