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明治の首里城、写真発見 米沢藩主が保管

2016.2.23のニュース

遺跡・建造物

明治の首里城、写真発見 米沢藩主が保管

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 米沢藩(山形県)最後の藩主・上杉茂憲が明治維新後の1881~83年の沖縄県令在任中に撮影したとみられる首里城の写真が見つかり、山形県の米沢市上杉博物館で展示が始まった。

 首里城北殿付近の小高い城壁から久慶門や歓会門を見下ろす構図で、縦10センチ、横6センチの名刺大。首里城は沖縄戦でほとんどが焼失しており、復元に関わった琉球大の高良倉吉名誉教授は「復元前の久慶門の全体像をとらえた写真は存在しないとされてきた。非常に貴重だ」と話している。

 上杉は住民の生活実態を把握するため、沖縄本島や先島諸島を回った際に、巡回日誌を残しており、近代沖縄の研究資料として評価されている。

 上杉博物館が昨年10月、企画展に向け上杉家の資料を整理している際に確認。この他、沖縄関係では首里城の守礼門や那覇市の港、遊女、沖縄の伝統芸能「組踊」の様子など7枚も見つかった。展示は3月21日までで、問い合わせは同館、電話0238(26)8001。

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