入試 入試

大阪市、小中オンライン学習で教員の習熟など支援へ

 大阪市と市教育委員会は29日、市総合教育会議を開き、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言期間中に市立小中学校で実施したオンライン学習の課題を取りまとめた。機器の操作に不慣れな教員への支援充実や通信環境の改善を図ることなどを決めた。

 同市では、4月26日から全市立小中学校の学習を原則オンラインとし、5月24日から通常の対面授業に戻した。このオンライン学習について、市教委は全校を対象にアンケートを実施。その結果、機器の操作に不慣れな教員や児童生徒に対する支援と、不十分な通信環境の改善が、課題として浮き彫りとなった。

 会議では、今後の取り組みとして、教員のスキルレベルやニーズに応じた研修の実施とともに、児童生徒に機器の操作マニュアルを再度周知することを決定。通信環境については、各校のインターネット回線を集約する方式ではなく、学校ごとに直接接続することで改善を図るとした。

 出席した校長らからは、教員の機器操作のサポートにあたるスタッフの派遣回数を増やすよう求める意見などが出た。松井一郎市長は「設備の機能を現場で最大限発揮し、子供たちのスキルアップにつなげてもらいたい」と述べた。