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【学ナビ】学食訪問・成蹊大学「第一学生食堂」 感染症対策を徹底しつつ座席増

成蹊大学・第一学生食堂「ふわふわオムライス」(400円)
成蹊大学・第一学生食堂「ふわふわオムライス」(400円)

 成蹊大学(東京都武蔵野市)の第一学生食堂は今年4月、ウィズコロナ対策を徹底した学食としてリニューアルオープンした。コロナ禍での営業停止の危機を乗り越えて改修を行い、感染症対策を行いながら座席数を増加させた。新しい注文システムも導入し、対面授業再開に向け、安心安全な環境整備を進めている。

 同大は3カ所の学食のほか、カフェテリアを設け、学生の食生活を支援してきた。昨年4~5月の緊急事態宣言を契機にオンライン授業に切り替わり、学食も営業が一時停止に。その後、学生食堂の運営事業者が撤退を決めた。

 成蹊学園財務部管財課の高橋大和さんは、「飲食業界が苦しい状況の中、学食運営に名乗りをあげてくれた運営事業者と協力しながら、再開に向けて準備してきた。運営事業者のアドバイスを取り入れながら厨房設備を更新したところ、厨房面積を減らすことにつながり、喫食スペースを約60席増設することができた。座席に抗菌コーティングも施した」と振り返る。

 さらに、新しい注文システムを採用し、注文や料理受け渡しの際にできてしまう列を回避できるように工夫を凝らした。券売機はキャッシュレス決済対応。注文は券売機から厨房に送信され、利用者は席で待つ。料理ができると番号がディスプレー掲示され、アナウンスも行われるという。

 リニューアルオープンから2カ月半。人気第1位は「ふわふわオムライス」(400円)。注文ごとに特製ソースでケチャップライスを作るこだわりの一皿だ=写真(同大提供)。

 高橋さんは「学生食堂を維持していくためには、運営事業者と大学の協力体制が不可欠。対面授業が再開し、にぎわいが戻る日を見据え、安心・安全を追求していく」としている。