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オンライン学習 中3生は50%実施 大阪市教委

オンラインでおこなわれた算数の授業 教室に生徒はおらず自宅で授業を受けた=4月、大阪市西区の市立本田小学校(寺口純平撮影)
オンラインでおこなわれた算数の授業 教室に生徒はおらず自宅で授業を受けた=4月、大阪市西区の市立本田小学校(寺口純平撮影)

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い、「原則オンライン学習」としていた大阪市立小中学校について、市教育委員会が取りまとめた実施状況が26日、分かった。家庭と教室をつなぐオンライン学習を実施したのは、中学3学年は44~50%。一方、小学校は6年の54%が最も高く、低学年ほど割合が低くなり、2年は28%にとどまった。

 市教委はオンライン学習の実施状況などについて、運用が始まった4月26日から今月11日を対象にアンケートを実施。市立の全287小学校と全131中学校から回答を得た。

 中学校では、3年が50%▽2年が47%▽1年が44%。小学校では、6年が54%▽5年が47%▽4年が39%▽3年が35%▽2年が28%▽1年が5%だった。小1の端末の持ち帰りは、各校の判断に委ねていた。調査で実施回数は尋ねておらず、1回でも実施していれば取り組んだことになる。

 課題として、「接続環境が不安定」「モバイルルーターや充電器が不足」などが挙げられ、「端末の操作が低学年には難しい」との意見もあった。

 松井一郎市長は26日、記者団に「スタート時は不慣れな部分もあるが、繰り返すことで現場も慣れる。これからもオンライン学習が必要な時期があり、課題は速やかに解決したい」と述べた。同市では4月25日からの宣言期間中、全市立小中学校の学習を原則オンラインとした。保護者が仕事で不在や、オンライン学習が難しい場合は登校も可能とし、今月24日から通常の対面授業に戻した。