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「休校してもらった方が」とこぼす保護者 塾や習い事はどうなる

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に対する緊急事態宣言の発令が23日、決まった。小中高校は継続されることになったが、学校だけでなく塾や習い事への影響も大きく、保護者の不安が募る。

 大阪市は26日から、自宅でのオンライン学習と学校でプリントを使った学習に切り替える。市立小学校に4年生の長女(9)が在籍する40代の大学職員の女性は「結局学校に行くのなら、感染の危険性はさほど変わらないのでは」と市教委の方針に疑問を投げかける。仕事への影響も大きく「いっそ休校してもらった方が職場の理解を得やすい」とこぼした。

 塾や習い事はどうなるのか。日能研関西(神戸市中央区)は学校が休校にならない限り対面授業を実施する方針。現状は対面授業を希望する保護者が多いが担当者は「オンラインでの受講を希望する塾生がいた場合は、すぐ対応できるよう準備を進めている」という。公文教育研究会(大阪市淀川区)が展開する公文式教室では、昨夏から希望者には電話やオンラインでの学習指導を実施。今回の緊急事態宣言下でも引き続き教室は開いたうえで、希望者ごとに対応する。

 コナミスポーツ(東京)は、宣言対象となる4都府県で水泳や空手、ダンスなどのスクール約70カ所を運営。夜間に施設内の除菌をしており、担当者は「スクールは実施する方向で検討しているが、発表の内容をよく確認したい」という。全国で音楽教室を開くヤマハ音楽振興会(東京)も「学校が休校にならない限りは、感染予防の対策を万全にしてレッスンを継続する」とした。