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ちょうどいい記事 自然に授業活用 都NIE推進協が研究発表会

武蔵村山市立第二小の取り組みを説明する東高央教諭(ネット配信)
武蔵村山市立第二小の取り組みを説明する東高央教諭(ネット配信)

 新聞を使った教育を進めている東京都NIE推進協議会(会長=竹泉稔国分寺市立第五小学校長)の令和2年度研究発表会がネットで配信され、小中高校の教諭が授業実践を紹介した。

 武蔵村山市立第二小は、本物の新聞の良いところを分析し、それを取り込んだ新聞づくり(3年)や、プロ野球の打率・防御率などのデータを使った割合の学習(5年)、ネガティブなニュースが多いコロナ禍の中で、心が温まる「ほっこりニュース」探し(6年)といった取り組みを解説した。

 同校の東高央教諭は「『NIEを行うために新聞を使わなくてはいけない』と思うのではなく、学習にちょうどいい記事を見つけて、自然に活用することが大切だ」と述べた。

 世田谷区立緑丘中は黄(こう)俐(り)嘉(か)教諭らが、教科での活用例のほか、スポーツや芸能の分野で活躍する著名人を取り上げた記事を集めたり、同じ日の5紙の1面を並べたりするなど、毎月テーマを決めた掲示で生徒たちが新聞に関心を持つようにしていると説明した。都立板橋有徳高の石井淳也教諭は、新聞の投書を用いて、人生における「幸せ」の意味を考えた授業について発表した。

 13日には研究発表などについてのオンライン討論会が行われ、「具体的な成果が見えるように工夫すると、もっとよくなる」(日本新聞協会の関口修司NIEコーディネーター)といった意見が出た。