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塾で進むオンライン授業導入 バックオフィスも重要に

 佐久間さんは「塾のオンライン化が進む一方で、学校教育も変わらないと、子供も保護者も大変だと思う。時代の変遷に合わせて変えていくことは必要」と話す。

 内閣府は6月、新型コロナの感染拡大に伴う生活意識や行動の変化に関する調査結果を公表した。それによると、学校や塾などのオンライン教育を受けたと回答したのは全体で45・1%だった。

 学校でオンライン授業を受けたのは全国で10・2%だったが、塾や習い事でオンライン授業を受けた人は17・1%と、学校を上回った。学校に比べ、塾のオンライン化が進んでいるとみられる。

■授業の質を高めるため

 学習塾「個別指導T-smile」は、2年前からをバックオフィスのサポートを導入。統括マネージャーの馬橋康介さんは「業務が減ったことで、生徒や授業に時間をかけることができた」と話す。

 この塾では、5月からオンライン授業をスタートさせたといい、「生徒の方でも慣れていないので、混乱するかと想定したが授業は大きな支障なく運営できた」と馬橋さんは説明する。

 緊急事態宣言が解除された後も、オンライン授業と対面の授業を選択できるようにしており、3割ほどがオンラインでの授業を続けているという。

 馬橋さんは「オンライン授業が発展すればするほど、やる気を高めるのは人だと痛感する。授業の質を高めるためにも、業務の効率化を図り、子供とのかかわりに多くの時間を割いていきたい」と話した。