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検査費1千円「不安払拭」狙い京産大が学内PCRセンター、他大学続くか

京産大内のPCR検査施設設置についての会見後、協定書を手に写真撮影に応じる(左から)京都市の門川大作市長、島津製作所の上田輝久社長、京都産業大学の大城光正学長、京都府の西脇隆俊知事=1日午後、京都市下京区(永田直也撮影)
京産大内のPCR検査施設設置についての会見後、協定書を手に写真撮影に応じる(左から)京都市の門川大作市長、島津製作所の上田輝久社長、京都産業大学の大城光正学長、京都府の西脇隆俊知事=1日午後、京都市下京区(永田直也撮影)
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追随したいけど…

 学内に検査施設を設置した大学はほかにもある。長崎国際大(長崎県佐世保市)は7月、県から無償供与された2台の検査機器で検査センターを設置。1回3500円からで、学生や教職員のほか地域住民らも利用可能だ。これまでに約450人を検査、2人の陽性者を確認したという。

 同大の安東由喜雄学長は「クラスター発生を防ぐためには、感染者を迅速に発見して隔離、治療することが求められる。その体制を整えることも大学の責務」と説明。京産大の取り組みに賛同した上で、「医学部や医療機関を持たない他大学も続いてほしい」と期待を込める。

 ただ、医療スタッフの確保や費用などの面から、学内検査の実施に慎重な立場を示す大学も少なくない。

 ラグビー部の寮を中心にクラスターが発生した天理大(奈良県天理市)は、市や関連の医療機関と連携し、学生のPCR検査を進めているが、担当者は「そこまでの設備を整えるのは困難」と説明。立命館大(京都市中京区)は「現時点では今行っている感染症対策を徹底し、学生が安心して学べる環境を目指す」とコメントした。文部科学省の担当者は「各大学に対応は任せており、現時点では費用の助成などは考えていない」としている。