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検査費1千円「不安払拭」狙い京産大が学内PCRセンター、他大学続くか

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 新型コロナウイルスから学生や教職員を守ろうと、京都産業大(京都市北区)は1日、学内に感染の有無を調べるPCR検査センターを新設すると発表した。対面授業の再開を前に、学生らの不安払拭やクラスター(感染者集団)発生の防止が狙いだ。医学部を持たない大学が学内に検査センターを設けることは珍しく、同様の取り組みが他大学に広がるのか注目される。(桑村大)

民間企業と連携

 「検査施設の稼働はコロナ禍での安心安全なキャンパスにつながる」

 1日、会見に臨んだ大城光正学長は、3~4月に京産大でクラスターが発生したことに触れつつ、こう強調した。

 検査センター設置にあたり、京産大は京都市中京区の精密機器メーカー「島津製作所」と連携協定を締結。同社が開発した唾液による検査キットや検査機器を購入するなどして10月中旬の稼働を目指している。機器購入費などを含めた設置費用約1500万円は全て大学が負担。対象は検査を希望する京産大の学生や関係者で、症状がないことが条件。検査費用は千円以内を想定し、当面は1日40検体を調べるという。

 将来的には京都府や市の依頼に基づき検査協力を行う衛生検査所の登録を目指し、緊急時には府市からの検査要請も可能な範囲で受け入れる方針だ。

 大城学長とともに会見した島津製作所の上田輝久社長も「無症状感染者の早期発見と適切な対処により、学内だけでなく地域の感染者も減らせる。他大学にも展開できるよう協力したい」と話した。

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