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通常授業再開、部活もスタート「今できること頑張る」弾む声

大阪市立我孫子中学校では、吹奏楽部が3密を避けるため、部員同士が距離を保ちながらパート練習をしていた=15日午後、大阪市住吉区(柿平博文撮影)
大阪市立我孫子中学校では、吹奏楽部が3密を避けるため、部員同士が距離を保ちながらパート練習をしていた=15日午後、大阪市住吉区(柿平博文撮影)
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楽器別に練習

 文化系の部活動も再開した。大阪市立我孫子(あびこ)中学校(住吉区)では、吹奏楽部の部員同士が向かい合わずに演奏するなど「新しい練習様式」で、久しぶりの練習に励んだ。

 3月末以来の活動再開。部長の3年生、板垣妃美(ひみ)さんは「部活ができず、音楽に対するモチベーションが下がりかけていた。みんなで集まれたことがまずうれしい」と笑顔で話した。

 練習に先立つミーティングでは、顧問の教諭が部員に感染防止策を記したプリントを配布。窓を全開▽2メートルの距離をあける▽楽器を吹く際以外はマスクをつける-などを守るよう説明した。楽器は傷んでしまうためアルコールでの消毒はできない。マウスピースは通常水洗いで済ますが、活動再開以降は煮沸消毒や超音波洗浄を徹底するという。

 当面は合奏は控えて楽器別の練習を行う。この日は8つの教室などに分かれ、対面にならないようにするなど感染防止に努めながら、午後6時ごろまで練習した。副部長の3年生、木村晴希さんは「コンクールも中止になり目標を見失いがちだが、今できることをがんばりたい」と話した。

段階的に活動

 部活動の中には感染リスクの高いものもあり、文部科学省は、可能な限り屋外で実施するなどの感染予防対策を提示。各自治体でも留意事項をまとめて学校に通知するなどしている。

 大阪府教育庁は当面は学校単位での活動に限定し、激しい動きを伴う活動は生徒の状況を確認しながら段階的に実施していくよう通知。対外試合や合同練習などは7月11日以降に可能とした。同庁は「長期間休業しており、暑さに対応できる体にもなっていない。急激に通常通りの活動をしようとせず段階的に活動量を増やしていってほしい」としている。