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全小中学生にタブレット配備へ コロナ対策で秋田市

 新型コロナウイルス感染防止対策で秋田市は1日、市立小中学校に全児童・生徒(約2万人)分のタブレット型パソコンを配備すると発表した。

 パソコンを活用する文科省の「GIGA(ギガ)スクール構想」を受けたものを、前倒しで実施する。市は配備費用約9億1千万円を含む総額28億6千万円の補正予算案を4日開会の6月定例市議会に提案する。

 タブレットは、座席間隔を広げて複数教室で行う分散授業などに備えるのが狙い。教科書や資料集を内蔵し、自分の意見発表を全員のタブレット上に表示するプレゼン機能なども備え、通常授業でも活用できる。

 今年度内に小学校42校、中学校24校に構内無線(Wi-Fi)設備を整備し、同時に学年ごとのソフトを組み込んだWi-Fi対応のタブレットを配備する。

 ただ、タブレットは料金が高価な通信回線に対応しないため、家庭と学校に分かれて行うオンライン授業を行うには家庭にWi-Fi設備が必要になる。

 佐藤孝哉教育長は「家庭のWi-Fi導入状況を調べるなどして、オンライン授業の実施可能性を検討したい」と話している。