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休校中の子供たち ネット・ゲーム依存に注意

公園でゲームをして遊ぶ子どもたち=2日午後、東京都墨田区(納冨康撮影、一部画像処理しています)
公園でゲームをして遊ぶ子どもたち=2日午後、東京都墨田区(納冨康撮影、一部画像処理しています)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために休校が長引いている地域で、子供たちのゲームやインターネットへの依存が懸念されている。神戸大医学部付属病院では、中高生が中心だった依存症患者が徐々に低年齢化しており、中には小学3年で依存状態に陥っていたケースも。専門家は「早いうちに時間などのルールを決め、ゲーム以外のことに興味を持てるようにすべきだ」と訴えている。

「週30時間以上」は危険

 「ネットやゲームを週に30時間以上している場合、依存状態の可能性が高い。そうなれば、本人の努力ではどうにもならない」

 依存症の治療に長年携わってきた同病院精神科神経科診療科長の曽良一郎教授(精神薬理学)はそう話す。依存症は1年以上かけて進行するため、今回の臨時休校に関連した相談はまだないが、今後の増加を懸念しているという。

 曽良教授が「典型的なケース」とする患者は、中学1年の冬からネットゲームにはまった男子生徒。朝起きられなくなって学校を遅刻するようになり、成績も下がった。学校を休むことはなかったが、中2の夏休みには朝から晩までゲームに没頭し、昼夜が逆転。2学期から学校に行けなくなり、心配した家族が3学期になって受診させたという。

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