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高校入試、換気徹底し実施 新型コロナ感染予防 栃木 合格掲示は中止

マスクを着けて会場へ向かう受験生=5日朝、宇都宮市大曽の宇都宮商業高校
マスクを着けて会場へ向かう受験生=5日朝、宇都宮市大曽の宇都宮商業高校

 令和2年度の栃木県立高校全日制課程一般選抜の学力検査(入試)が5日行われ、新型コロナウイルスの感染を防ぐ措置が各校でとられる中9245人が受験した。11日の合格発表について県教育委員会は、受験生らが密集するのを避けるため各校に掲示板を設置せず、各校ホームページに合格者の受験番号を掲載する方式で行うと発表した。

 入試は58校115系科で実施。出願変更後に出願を取り下げたのは27人、当日欠席者は11人だった。この結果、受験者数は前年度より728人少なく、受験倍率は0・05ポイント低い1・13倍となった。

 また、学悠館の定時制フレックス特別選抜は201人が受験し、倍率は前年度を0・03ポイント上回る2・01倍となった。

 宇都宮商業高ではこの日朝、多くの受験生がマスク姿で門をくぐり、塾講師らもマスクを着けて激励に訪れていた。公共交通機関を避け、保護者に車で送られてきた受験生も目立った。

 試験実施に先立ち県教委は、感染予防策として、受験生に注意点を伝えるため体育館などに集めることは避けたり、教室の換気を1時間ごとに行ったりするよう各校に通知した。

 体調不良のため別室で受験した生徒は29人。前年度は43人、平成28年度は99人にも上ったが、今回は「感染予防を呼びかけたこともあり、例年になく少人数」(中村千浩・県教委高校教育課長)にとどまった。6日は22校72系科で面接や実技試験を行う。