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UIJターンで滋賀県と中央大が協定

就職支援に関する協定を結んだ滋賀県の三日月大造知事(右)と中央大学の福原紀彦学長=8日、県公館
就職支援に関する協定を結んだ滋賀県の三日月大造知事(右)と中央大学の福原紀彦学長=8日、県公館

 滋賀県は中央大学と8日、就職支援に関する協定を締結した。大学と連携し県内企業などが参加する就職イベント開催の周知などの情報交換や、インターンシップを導入している県内企業の紹介などを行う。県内に若い労働力を呼び込むことで、将来の県内経済の活性化につなげる。

 県内には毎年約7千人の高校卒業者がいるが、そのうち約75%が県外へ進学・就職するという。県は製造業を中心に多くのグローバル企業が主力拠点を構える。今回の協定により、滋賀の魅力を学生や保護者らに発信することでUIJターンを促し、県の地域活性化を図る。

 県が大学と就職に関する協定を結ぶのは14大学目で、首都圏の大学は専修大に次いで2つ目。中央大が協定を結んだ自治体は京都府、兵庫県などに続いて17道府県目。

 三日月大造知事は「就職活動する学生の情報は偏りがちになる。滋賀にある、知名度が低くても世界で活躍するグローバル企業の情報をしっかり伝えたい」と話した。

 中央大の福原紀彦学長は「歴史や伝統、琵琶湖を抱える滋賀県で就職だけでなく、学びやスポーツの場としても期待したい」と述べた。また、「中央大は首都圏以外の学生の比率が3割以上と高く、他の首都圏の大学よりも全国から学生が集まっている」とし、多様な学生の就職につなげられると意欲を見せた。

 また、中央大の卒業生は公務員や、資格職業に就くケースも多いため、民間企業以外の就職に関する情報交換なども行う。