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3大学とも争う姿勢 医学部不正入試訴訟

 東京医科大、昭和大、順天堂大(いずれも東京)の医学部不正入試問題で、女性や社会人経験者であることを理由に不合格にされたのは不当だとして、元受験生の女性が計約3600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日、東京地裁であり、3大学とも請求棄却を求めた。

 女性が意見陳述し「医師になる決意を固め、たくさんのことを犠牲にしてきた。女性で親族に医師がいないといった表面的な理由で減点されたと知り、絶望した。再発防止策を提示してほしい」と訴えた。

 訴状によると、女性は医療機関で働いた後、昨年に3大学を受験し不合格となった。同12月~今年2月に東京医大と昭和大から合格通知が届き、順天堂大からは1次試験での不合格が誤りだったと連絡を受けた。

 女性は今年春、別の大学の医学部に進学。不合格により受験勉強を続けざるを得なくなり、貴重な時間が無駄になったとして慰謝料などを求めている。