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不登校の子供達にオンライン教材活用 マイペースで学ぼう

すららでの学習は、自分のペースに合わせて学べることがメリットだという
すららでの学習は、自分のペースに合わせて学べることがメリットだという
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 不登校の子供の学習にオンライン教材を使う取り組みが注目されている。周囲を気にせず、マイペースに自宅でも学べるのがメリットだ。学習の遅れに負い目を感じる子供も多いが、勉強を通じて不安を解消するケースもあるという。(油原聡子)

 千葉県我孫子市の川田裕貴君(13)=仮名=は、毎日午後3時ごろになると自宅2階の自分の机に向かい、タブレット端末を手に取る。昨夏から、オンライン教材「すらら」で勉強しているのだ。

 キャラクターによるレクチャーを見た後、問題を解く。

 「最初は戸惑ったけれど、慣れると問題を解くのがおもしろくなった」

 川田君は友人関係に悩み、小学3年から不登校に。当初は勉強に意識が向かなかったが、6年のときカウンセラーに会うため学校に行くと、同じ年頃の子供たちが勉強している姿が目にとまった。「自分が勉強していないことを改めて意識しました。試しに4年の算数の問題を解いたけれどできなかった」

 中学入学後は、登校せず教員が用意したプリントで自宅学習をしていたが、プリントの解説だけでは理解できないことも多かった。

 川田君は「すららは自分のペースで好きな教科を学べる。最近は勉強をしていない劣等感が薄れて、自分でも少し明るくなったと思う」と笑顔を見せる。

◆“授業代わり”

 すららはゲーム感覚で学ぶことができるのが特徴だ。勉強が苦手な子でも学びやすいように、無学年方式を採用。小学1年から中学3年の範囲を学べる小中コースで月額8000円(税抜き)だ。すららネット子どもの発達支援室の佐々木章太室長は「つまずいた部分は学年をさかのぼって学べるので、授業を受けていない不登校の子供も取り組みやすいようです」と話す。

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