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中高英語力に地域格差 さいたま市、福井県、横浜市が好成績

文部科学省の入る合同庁舎第7号館=東京・霞ケ関
文部科学省の入る合同庁舎第7号館=東京・霞ケ関

 文部科学省は16日、全国の公立中学・高校に通う生徒の英語力を見た平成30年度の英語教育実施状況調査の結果を公表した。中3で「英検3級程度以上」の力がある生徒は前年度より1・9ポイント増の42・6%、高3で「英検準2級程度以上」は0・9ポイント増の40・2%だった。いずれも上昇傾向にあるものの、政府が計画上の目標とする50%には届かなかった。

 中3は、都道府県と政令指定都市ごとの状況も確認。到達割合が最も高いのはさいたま市の75・5%で、福井県61・2%、横浜市55・9%と続いた。高3は都道府県別のみ確認し、56・0%の福井県が最も高く、富山県54・8%、秋田県53・3%となった。一方で、多くの自治体は50%の目標に届かず、地域ごとの格差が大きかった。

 来春から英語が教科化される小学校の指導態勢も確認し、中高の英語免許を保有している教員が5・9%にとどまることも分かった。