入試 入試

美大生のアートで卒業祝う「黒板ジャック」 茨城

黒板に近づき、作品を見つめる生徒たち=13日午前、茨城県つくばみらい市
黒板に近づき、作品を見つめる生徒たち=13日午前、茨城県つくばみらい市
その他の写真を見る(1/4枚)

 武蔵野美術大(東京都)の学生が教室の黒板に描いたアートで卒業生を祝福する「黒板ジャック」が13日、茨城県つくばみらい市立谷和原(やわら)中(同市古川)で行われた。学舎を巣立つ同校3年生114人は、卒業式当日に起きた演出に驚いた表情を浮かべた。

 「黒板ジャック」は、学生が各地の小中高校に出向き、児童や生徒と交流する同大の取り組みの一環。この日は同市内2カ所の中学校で実施され、谷和原中では卒業式前日の12日に学生4人が4つの教室に分かれ、さまざまな色のチョークを使い、約9時間半かけて作品を仕上げた。

 卒業式の朝、「黒板ジャック」を知らずに登校してきた3年生は黒板一面を使ったアートに「すごい」とびっくりした様子。黒板に近付いて作品を眺めたり、他のクラスの教室を見て回ったりしていた。

 同大の学生4人は、教室にそろった卒業生の前で作品の意図も説明。同大1年の石丸美緒里さん(22)は「高校時代は一生打ち込めるものが見つかる時期だと思う。そうなると人生楽しいから頑張って」とエールを送った。(海老原由紀)