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国公立大入試 「文高理低」の傾向に変化 経済学部など志願者減

国公立大の2次試験が始まり、東京大学の試験会場に向かう受験生=25日午前、東京都文京区(鴨川一也撮影)
国公立大の2次試験が始まり、東京大学の試験会場に向かう受験生=25日午前、東京都文京区(鴨川一也撮影)

 全国各地で25日に始まった国公立大の2次試験(前期日程)。ここ数年の志願動向は、文系人気が上昇して理系は伸び悩む「文高理低」が続いていたが、今年は文系の中でも経済学部の志願者数が減少するなど、傾向に変化が見られている。

 大手予備校の河合塾がまとめた国公立大の志願状況によると、文系では文・人文学部系の志願者数が前年比109・3%、法・政治学部系が102・5%と人気を集めたが、経済・経営・商学部系は98・3%と減少した。経済学部などは前年の志願倍率が高かったため、敬遠したとみられる。

 理系では、農学部系が102・6%と志願者数を増やす一方、工学部系は97・7%、医・歯・薬・保健学部系は98・2%と減少。とくに前期日程の医学部系は5年連続の志願者減となった。

 河合塾教育情報部の岩瀬香織チーフは「就職状況が好調なため、無理をしてでも難関の医学部を目指そうとする受験生が少なくなるなど、全体的に『守り』の姿勢が見受けられる」と分析している。