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受験の危機管理(下)受験票忘れても、まず会場へ

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 「電車の事故で遅刻しそう」「受験票を忘れてしまった」-。いくら入試本番に向けて準備を重ねてきても、本番直前にトラブルに巻き込まれてしまうということはある。ただ、不運にもトラブルに巻き込まれてしまったとしても、影響を最小限に抑えることができるか、どうかが重要だ。受験当日のトラブルにどう対応するのか、大手予備校の河合塾、神戸三宮校(神戸市)の森脇雄一校舎長に聞いた。

移動は公共交通機関が鉄則

 受験会場に向かう途中、大雪や人身事故など、電車の遅延に巻き込まれるケースは珍しくない。じりじりと迫る試験開始時間。電車を使わず、焦ってタクシーに飛び乗りたくなるが、それはよくない判断だという。

今年の大学入試センター試験で、雪が降るなか会場を後にする受験生ら=平成30年1月、福井市の福井大学(永田直也撮影)
今年の大学入試センター試験で、雪が降るなか会場を後にする受験生ら=平成30年1月、福井市の福井大学(永田直也撮影)

 「受験会場には、公共交通機関を使う」のが鉄則だからだ。「公共交通機関が遅れた場合は、大学側は対処してくれる。遅れても心配せずにそのまま行くべきです」と森脇さんは話す。

 電車が遅れた場合、鉄道会社が遅延証明書を発行してくれるが「今は、鉄道会社のホームページなどでも遅延は公表されている。必ずしも証明書がないといけないというわけではないと思います」と話していた。

 「保護者のなかには、車で試験会場まで送るという人もいますが、安全策をとるならそれも避けた方が良いかもしれません。事故などで渋滞にまきこまれても配慮してもらえないケースがあるからです。大学のホームページやパンフレットに載っているアクセス方法で行ってほしい」と話していた。

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