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受験の危機管理(上)12月のチェックリスト

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 年が明けて1月になると、本格的な受験シーズンの到来。受験生たちにとっては、最後の追い込みの時期でもあるが、この時期、注意しなくてはならないのは、勉強だけではないという。心身の調子を整えることで、前向きな気持ちで試験に臨むことができる。大手予備校河合塾、神戸三宮校(神戸市)の森脇雄一校舎長に受験生の“危機管理”について聞いた。

「冬休みに体のリズムを整えてほしい」と話す河合塾神戸三宮校の森脇雄一校舎長=神戸市中央区
「冬休みに体のリズムを整えてほしい」と話す河合塾神戸三宮校の森脇雄一校舎長=神戸市中央区

夜食より「早く寝なさい」

 森脇校舎長が「何より大切」と強調するのが体調管理だ。「12月ごろからは、早寝早起きを心がけてほしい」と話す。冬休みに「ラストスパートだ」と頑張って夜遅くまで勉強し疲れて体調を崩し、風邪をひいてしまう受験生が少なくないという。

 森脇さんは「頑張り過ぎて風邪をひいて熱を出して寝込んでしまい、それで焦って、また無理して…という負のスパイラルに陥ってしまうこともある。『直前だから徹夜でやる』ということでなく、普段のルーティンで勉強を続けるべきだ」と話す。

 早寝早起きは、実際に試験が行われる時間帯に一番頭が回るようにするという意味でも重要。生活が夜型になっていると、試験本番に早起きしても、頭がボーッとした状態となってしまい、本来の力を発揮できなくなってしまう。

 冬休みごろから、夜更かしは避けて朝型のライフスタイルに変え、試験が行われる時間に頭が回っている状態に慣れさせるように心がけたい。

 夜遅くまで頑張っているわが子を励ましたいと保護者が夜食を出すのも場合によっては逆効果になることもあるという。

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