入試 入試

【受験戦略家コラム】ピリピリする受験生を成功に導くために親がすべき7つのこと

Messenger

(6)女の子は話を聞いてあげる、男の子は一人にしてあげる

 次はストレスの話です。

 ストレスの解消法は人それぞれなので、あくまでおおざっぱな傾向なのですが、女性は喋ることでストレスを解消し、男性は自分ひとりの時間を作ることでストレスを解消させます。

 例を挙げると、女性は井戸端会議、女子会などが典型で、男性は野球中継を見ながらの晩酌、書斎に籠って仕事や読書などでしょうか。子どもの遊び方だって、女の子は皆でおままごとをするけど、男の子は一人で電車の模型で遊びます。

 これを受験生に応用すると、お子様が女の子の場合は食事の時に、「今日は何があった?」など話を聞いてあげてください。喋ることがストレス発散なので、なるべく子供に喋らせてあげると良いでしょう。

 逆に男の子は話しかけられるのがストレスになり得ます。女性である母親からしてみると、「喋らないでどうやってストレスを解消するのだろうか」と思うでしょうが、男女はちがうようです。悲しいことに食事中に話しかけると「勉強のストレスから唯一逃れられるのが食事中なのに、なんで親の相手をしなきゃならないのか」と思う男の子もいるそうです。

 お子様の様子をよく観察しながら、適度な距離感を心がけてあげると良いでしょう。

(7)受験生活は最大のプレゼント

 受験生が一番欲しいものは「勉強時間」です。

 しかし、食事の準備をしたら勉強できなくなるし、移動時間も質が落ちます。何もしなくてよい時じゃないと、自分のしたい勉強はできないのです。だから、日々のご両親のサポートが一番ありがたいのです。

 ただし、あまり表情や態度には出しません。日ごろから「お母さん、いつもご飯ありがとう。」「お父さん、いつも送り迎えありがとう」なんて言って生活を送る子はいません。感謝しているどころか、口では生意気なことを言いますし、邪魔者扱いされると感じることもあるかもしれません。

 しかし、心の中では感謝している子ばかりです。恥ずかしいから表には出さないのです。

 勉強はぜいたくです。

 受験生活みたいに、勉強だけしていればよい時間なんて、ほとんどの方がもう経験することはないでしょう。自分の未来のために、全ての時間を投資できるなんて、なんて幸せなのでしょうか。

 受験生活は、親がしてあげられる最高のプレゼントです。あと残り少しの時間、子供の将来のために温かく見守り、サポートしてあげてください。

【プロフィル】平井 基之

 ひらい・もとゆき 受験戦略家。東大に文理両方で合格した経歴を持つ。自身の経験を活かし受験の戦略を紹介する公式ブログは東大受験者の間で話題を呼び、多くの受験者が訪れる。

次のニュース