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【受験戦略家コラム】ピリピリする受験生を成功に導くために親がすべき7つのこと

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(2)受験生の心理を知る

 先程、受験生に対してのアプローチは、大抵失敗すると書きましたが、大きな原因は親と受験生では、認識が大きく異なっているからです。

 私は、30歳を超えてから仕事を辞め、一年での東大合格を目指し受験生をしたのですが、その時に気付いたのは、受験生の敵は学力だけではないということです。

 では、受験生は何と戦っているかというと、(1)学力・成績、(2)睡眠欲、(3)ストレスの3つです。

 大人から見ると、「休んでいるヒマがあったら一問でも多く解け」と思いますが、では受験生の身になってみたらどうでしょう。

 ちょっと横になってゴロンとすることもできないし、テレビを見て息抜きすることも許されない。起きている時間は全て勉強しないと怒られるし、もっと睡眠を削れと言われる。さらに5分、10分手を抜いただけで罪悪感に襲われてしまう。

こんな生活を一年中するのです。大人からしてみても、息が詰まるのではないでしょうか?

 しかし、私がこれまで接してきた親御さん方のほとんどが「(1)の学力・成績」しか視野に入っておらず、受験生の睡眠欲やストレスを無視して、「もっと勉強しろ!」とアドバイスしていました。

 では、どうすれば良いかというと、親も一緒にストレスや睡眠欲と戦ってあげるのです。具体的には、(3)以降をご覧ください。

受験生に対する親の対応
受験生に対する親の対応

(3)味方だと言ってあげる

 (1)で、受験生は学力や成績面で親を頼りにしていないという話を書きましたが、裏を返すと一人で戦っているということです。

ここに、味方が登場したら、それはさぞかし心強いはず。そこで、親の出番です。

具体的には、一度で良いので「私はあなたの味方だ」と言ってあげてください。できれば、食事中や立ち話、送り迎えの時ではなく、少し真剣に話すような態勢を作って言ってあげると効果が大です。

 「勉強しなさい」「もっと頑張れ」などの声かけは、受験生にさらなるストレスを与えかねません。しかし、「親はあなたの味方だよ。何かできることがあったら遠慮なく言ってね。」と一言声をかけるだけで、救われるのです。

 「親のスタンスは、子供の味方だ」とはっきりさせてあげることで、その後の親子関係がスムーズにいきます。

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