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【受験戦略家コラム】ピリピリする受験生を成功に導くために親がすべき7つのこと

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 この時期の受験生は、これまでと少し違います。プレッシャーが押し寄せ、焦りと緊張に襲われ、精神的にも不安定になりがち。ピリピリと神経質になっているのではないでしょうか?

 そんなとき、親としてはどう接したらよいでしょう?

 「応援してもプレッシャーになるかもしれないし、かといって何もしないで見ているだけなのも良いのだろうか?」と、オロオロしてはいませんか?

 そこで今回は、受験生が心から喜ぶ親の対応をお伝えします。

(1)基本的に何もしないのが良い

 これが一番大切。実は何もしないのが良い場合がほとんどです。特に、勉強面へのアドバイスは避けた方が良いでしょう。

 親としては、「もっとたくさん勉強してほしい」「他の参考書を使った方が良さそう」など、色々と口を出したくなります。ママ友や親せきから、受験の情報を聞くと、良かれと思って子供に教えたくなることでしょうが、逆効果になることばかりです。

 なぜならば、受験生は親のことを先生だと思ってないからです。親は親で、先生は先生。親は受験の専門家でもないし、自分の勉強の様子を分かってないのだから、口を出してほしくないと思っています。

 実際に、親世代の頃と、今の受験の状況はかなり違っています。センター試験の傾向も変わりましたし、出題される問題の傾向も変わっていることが多いのです。

ついでに言うと、子供の考え方や価値観も違っているので、毎日睡眠時間を削って机にかじりつくような勉強が出来る子は少ないです。非常に単純化して言うと、親世代は「質より量」にこだわるタイプで、今の子は「量より質」にこだわります。このように、真逆の価値観で勉強しています。

 但し、どうしても口を出さなければならないこともあるかもしれません。そのようなときは、面倒ですが、学校の先生や塾の先生に相談し、タッグを組んで指導してもらうのが良いでしょう。信頼している先生から言ってもらうと、素直に聞いてくれます。

 お子様も、遊びたい気持ちや、休みたい気持ちを我慢して、一生懸命に勉強しようと頑張っていますから、親御さんとしても我が子の実力と努力を信じて、ぐっと我慢しましょう。

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