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【受験戦略家コラム】大学入試センター試験に間に合う!1カ月で膨大な知識が覚えられる暗記法(上)

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 私の知る範囲では、こんなにスゴイ暗記をした人がいます。

例1:日本史を勉強し始めて1カ月で全範囲を覚えた。

日本史は学校で履修すると2年かかります。しかしやろうと思えば1カ月で終わるという証拠です。

例2:毎日1周ずつ英単語帳をくり返し覚えていた。

英単語は毎日10個か20個ずつ覚えるのが相場のようですが、毎日1周ずつ(1000個単位で)覚えていた人を知っています。

例3:2週間で、全科目の全単元、全範囲を総復習した

全科目、全単元の全範囲を1月から総復習し始めて、センター試験に間に合わせた人もいます。英単語帳、英文法、古文単語や漢文の句法、数学や理科も含めて全てです。ちなみにその人は東大の文系受験生だったので、社会が2科目でしたが、全て覚えなおしたと言っています。

 この3つは極端な例ですが、人間はやろうと思えばこれくらいできるのです。あと1カ月必死に頑張れば違う世界が確実に待っています。暗記が苦手な自分を変えることも、成績を劇的に上げることも「できる」と思うだけで、可能性が広がるのです。「出来る」と思うと、やる気になってきませんか?

ポイント(3):何度も繰り返して覚えようとしてはいけない

 「英単語帳を3周やっても、全然覚えられないよね。どうしたらよいと思う?」

と友達に相談されたら、皆さんはどうアドバイスしますか?

このとき、もっともやってはいけないアドバイスが「4周してみれば?」です。この種明かしをしましょう。

 多くの受験生のアタマから抜け落ちている考え方があります。それが、「暗記は、1回で覚えきるものだ」という点です。

 「いや、1回で覚えられるわけないだろ。」とツッコミたくなるでしょうが、その通り。1回で覚えられるわけがありません。1回で済めば苦労しませんし、私も1回で覚えきるのは無理です。だから2周、3周と繰り返すのです。

 これは正しい覚え方です。理想は1回で覚えきる。だけど、現実としては2回3回と繰り返すことになってしまう、というのが正しい暗記の仕方なのです。必要なら4回5回と増やすのです。

 しかし、多くの受験生が、初めから2回目や3回目を想定して暗記しています。これはいけません。はじめから3回繰り返して覚えようと思っている人は、4回やっても5回やっても覚えられません。1回の精度が落ちているからです。1回目にスルーしたものは、2回目でも3回目でもスルーしてしまいます。

 このように、同じ3回でも覚える量に差がつくのは、1回に対して取り組む姿勢が違うからです。

1回で覚えきるつもりで取り組むと、確かに大変です。しかし、その代わりに成績が御褒美として返ってきます。

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