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大学「共通テスト」試行調査開始 本番さながら 全国で8万人超参加

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大学入学共通テストに向けた試行調査で問題用紙を配布する試験官=10日午前、大阪府吹田市の大阪大吹田キャンパス(恵守乾撮影)
大学入学共通テストに向けた試行調査で問題用紙を配布する試験官=10日午前、大阪府吹田市の大阪大吹田キャンパス(恵守乾撮影)

 大学入試センターは10日、現行のセンター試験の後継として再来年度から導入される「大学入学共通テスト」の試行調査を全国で開始した。作問から採点まで課題を検証する最終的な調査で、本番を想定し、大学などを会場に11日までの2日間の日程で実施。全国の高校2年と3年の計約8万4千人が参加する。

 センターによると、国語と数学のみを実施するA日程の対象は1143校の6万6895人。英語や理科、地理歴史・公民も実施するB日程は708校の1万7549人。

 初日の10日はA日程の全てとB日程の国語、英語、地理歴史・公民が行われ、11日はB日程の数学と理科が実施される。

 センター試験にかわる共通テストでは、単なる知識だけでなく、思考力や判断力、表現力なども測る。国語と数学で記述式問題を一部導入するなど新たな出題形式も登場し、知識偏重だった従来の受験スタイルが大きく変わることになりそうだ。

 昨年11月に各高校で実施された前回の試行調査では各問題の配点は示していなかったが、今回は明示し、マーク式と記述式を合わせた全体の正答率は5割を目標に作問した。

 センターでは今後、採点結果を分析し、調査結果を年度内に公表する。