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【学ナビ】学びの現場から 受験生のために大学ができることを

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 今夏も全国の各大学でオープンキャンパスが開催された。東洋大学でも多くの来場者でにぎわう一大イベントとなっている。一方、参加が難しい海外や遠隔地の受験生を忘れてはならない。すべての受験生の利便性を高めるため、ウェブ(Web)技術を活用した取り組みを進めている。

 東洋大学では昨年、住む場所にかかわらず必要な情報を届けられるよう、Web会議システムを利用して個別相談が受けられる「TOYOWebサポート」を開始した。多言語対応もあり、海外在住の受験生の利用も多い。

 平成25(2013)年には、紙の大学案内や願書を廃止。最新情報や出願、入学に至るまで、受験生とのコミュニケーションを行う入試情報サイト「TOYOWebStyle」を運用している。サイトでは講義を動画で体験できる「Web体験授業」を約500本公開。キャンパスを訪れなくても、学びの質を体感できる。

 さらに、このWeb体験授業を事前課題にし、面接などすべての試験をWebで行う「Web体験授業型入試」も実施。働きながらイブニングコース(第二部)で学ぶことを前提とした「『独立自活』支援推薦入試」で全面的に導入している。遠方の志願者の経済的負担を軽減できるよう、自宅で受験可能な入試の可能性が広がっている。

 まもなく本格的な入試シーズン。意欲のある受験生が一人でも多く学びの場を得ることができるよう、多様な制度で応援して行きたい。(東洋大学 理事・入試部長 加藤建二)