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【学ナビ】「老い」総合的に研究「ジェロントロジー」紹介

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 よりよい高齢社会の構築のため、「老い」に関するさまざまな領域を総合的に研究する学問「ジェロントロジー」に関するシンポジウムが9月23日、東京都渋谷区の青山学院大(三木義一学長)で開かれた。

 同大で4月にジェロントロジー研究所が設立されたのに合わせたもので、平田普三所長が「現在、日本の65歳以上の高齢者は3割。2060年には4割になると予測され、超高齢社会に貢献できる文理の融合研究と、ジェロントロジーの啓発を行っていきたい」とあいさつした。

 同研究所は、この領域で先行する桜美林大や山野学苑との連携を視野に入れており、シンポには、ジェロントロジーを日本に紹介した同学苑の山野正義総長も招かれ講演した。

 山野総長は、高齢者が化粧をすることで前向きな気持ちになり外出が増えるなど、健康・福祉と美容との密接な関係を映像で紹介。「今までの社会・学問は60~65歳の定年を基本に考えられており時代に合わなくなってきた。知の再構築が必要」と指摘した。人生100年時代を迎える中、生きがい、生きがいを実現させるプラン、経済面を含めたプラン実行に関する若い時期からの準備-の3点が特に重要と述べた。