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【解答乱麻】部活をしない子はダメな子なのか? 学校現場に奇跡と感動、多様性を! 名古屋経済大学法学部准教授・高橋勝也

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 教員は、言わずと知れた立派な大人だ。よって、厳しい社会の目を注ぐことで事故を未然に防止し、熱心な教員にもっと自主性に富んだ部活動指導を任せることはできないか。公立高校に第2、第3のカナノウ旋風を期待したい。

 これからの部活動指導は、生徒の要望も多様化しているため、個々に応じたバランスを大切にする必要がある。

 そんなとき、うれしいニュースが飛び込んできた。筆者が勤務した鹿児島県さつま町立山崎中学校は、今年度限りで統廃合する。たった8人の女子バレーボール部が県中学校総体にて最初で最後の優勝を飾り、これまた奇跡だ。

 小学校と連携・連動した指導が、中学校で花を満開にしたのだろう。これからの部活動は、前述したバランスと社会活動を主体とした小中高連携が変革のカギとなるに違いない。

【プロフィル】高橋勝也

 たかはし・かつや 鹿児島県と東京都で公立学校教諭を歴任。総務省主権者教育アドバイザー。NHK高校講座「現代社会」番組講師。