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【教えて K-da先生】米大統領選 実は「選挙人」を選ぶ

 アメリカの大統領選挙の投票が11月3日に行われます。ドナルド・トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染、入院したので関心を持った人もいるでしょう。

 今回はトランプ氏が共和党から、ジョー・バイデン氏が民主党から立候補しています。

 米の大統領選挙は有権者が直接候補者に投票するのではなく、「私は○○候補に投票する」と公約した「選挙人」と呼ばれる人を選びます。

 選挙人の総数は538人で、州ごとに人口などに応じて決められています。選挙人数が最も多いのはカリフォルニア州で55人、次いでテキサス州の38人。一方で3人という州もあります。48州と首都ワシントンDCは、1票でも多い候補が選挙人の全ての票を獲得しますが、ネブラスカ州とメーン州は得票に比例する形で選挙人の票を分けます。

 ですから、選挙人の多い州で勝った方が有利です。が、民主党の強い州、共和党の強い州があり、両党がほぼ同じ力を持つ州で勝つことが大事です。2016年の選挙はトランプ氏がそうした州で多く勝ちました。

 また、米大統領選では、テレビ討論会が勝敗を左右するといわれます。有名な例では、1960年の選挙で、ジョン・F・ケネディ氏が若々しい姿でリチャード・ニクソン氏を圧倒、当選しました。

 今回はトランプ氏が討論会で司会者の指示を守らず発言を続けて、これにバイデン氏も反論し、「史上最悪の討論会」と批判されました。2回目はオンライン開催の予定でしたが、トランプ氏の反対で中止になりました。

 世論調査で不利といわれるトランプ氏がこれからどう戦うのか、そして新しい大統領がどんな政策を打ち出すか。注目していきましょう。

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