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「拉致問題を忘れず、みんなに伝えて」船橋高根東小で出前授業 本紙社会部長

拉致問題についての出前授業を受ける児童たち=2月27日午後、千葉県船橋市の市立高根東小学校(宮崎瑞穂撮影)
拉致問題についての出前授業を受ける児童たち=2月27日午後、千葉県船橋市の市立高根東小学校(宮崎瑞穂撮影)

 千葉県船橋市立高根東小学校(渡辺尚久校長)で27日、北朝鮮による拉致問題をテーマにした産経新聞の「出前授業」が行われ、中村将(かつし)社会部長が5年生94人に「君たちにできることは、拉致問題のことをずっと忘れず、いろいろな人にしゃべることです」と呼びかけた。

 中村部長は横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=らを拉致した北朝鮮工作員の目的や手口を説明。また、有本恵子さん(60)=拉致当時(23)=の母、嘉代子さんが恵子さんと約38年会えぬまま今月94歳で死去したことについて、「『一回でも会いたい』と思い続けていたのに、かわいそうすぎる」と解決への道筋が見えない現状を述べた。

 児童たちは真剣な表情で聞き入った。樋口絢音(あやね)さん(11)は「被害者が何人もいると聞いて怖くなった。(被害者の)家族のお手伝いをしたいと思った」。長部碧(あおい)君(11)は「驚いたし、おかしいと感じた。もし自分の家族が被害にあっていたらと考えた」、堀航平君(11)は工作員が被害者になりすます手口について、「他人を利用して悪いことをするのは許せない」と語った。

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出前授業のお問い合わせやご相談は、メールで産経新聞編集局NIE事務局nie-tokyo@sankei.co.jpまで。

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