両国国技館でワクチン接種 土俵近くの「升席」で待機
両国国技館(東京都墨田区)で24日、新型コロナウイルスワクチンの接種会場が設置され、大相撲の錦島親方(元大関朝潮)ら相撲関係者10人のほか、抽選に当たった区内の高齢者約230人が参加した。
日本相撲協会から区に国技館使用の打診があり、接種率の向上を図るため企画。来場者はホールで接種を受けた後、土俵近くの「升席」で経過観察のため待機した。スマートフォンで土俵を撮影する人の姿もみられ、同区の立山優子さん(75)は、「昨日テレビ中継で見た土俵を見られるとは思わなかった。人が少ない国技館は初めて」と話した。