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福岡県が大型商業施設に土日休業要請 ワクチンセンター設置へ 知事は宣言解除「楽観できない」

臨時記者会見する福岡県の服部誠太郎知事
臨時記者会見する福岡県の服部誠太郎知事

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されている福岡県は20日、百貨店など大型商業施設に対し、土日曜日の休業を要請することを決めた。宣言発令後も新規感染者数が高い水準で推移していることから、人流を抑えるため、より強い措置が必要と判断した。また、市町村による高齢者へのワクチン接種を支援するため、県は県内2カ所に広域接種センターを6月に設置する。(小沢慶太)

 土日の休業を要請するのは、床面積が1千平方メートルを超える百貨店や家電量販店、スポーツクラブ、パチンコ店などで、食料品や医薬品など生活必需品の売り場は除く。宣言の期間は31日までで22、23、29、30日の4日間が休業の対象となる。現在は、土日を含め午後8時までの営業時間短縮を要請している。

 県内の1日当たりの新規感染者数は、3度目の宣言が発令された12日に過去最多の635人に上った。その後、17日には282人に減少したが、19日は500人、20日は399人と高止まりしている。医療提供体制は逼迫(ひっぱく)し、19日現在で重症者数は過去最多の83人となり、重症病床使用率も52・5%にまで上昇している。

 県によると、福岡市天神地区の人出は、3度目の宣言発令直後の土日(15、16日)は、今年1月の2回目の宣言時と比べて2・7%減少しているが、昨年4月の1回目の宣言時より32・7%増えている。

 服部誠太郎知事は臨時記者会見で「今の感染状況が続くと医療提供体制に深刻な影響が予想される。より一層人出を減らす必要があり、さらに強い措置をお願いせざるを得ない」と述べた。

 宣言解除の目安については「(感染状況が政府分科会の示す)『ステージ3』相当であることが大前提。さらに『ステージ2』に向けた安定的な動きが確認できることが必要だ」との認識を示した。ただ、31日で宣言を解除できるかは「楽観できない状況だ」と危機感をあらわにした。

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