PR

ライフ ライフ

「第4波」6割が変異株 和歌山県分析、高い肺炎併発率 

 新型コロナウイルスの「第4波」の感染者について、和歌山県は、ウイルスのタイプを調べるスクリーニング検査をしたところ、61・3%が変異株だったことが判明した。症状別でみると、特に若い世代で肺炎の併発率が従来より高いほか、酸素投与が必要な人が多く、県は警戒を強めている。

 県は3月14日~5月11日の感染者1217人について、家族内感染などを除いた884人分の検体にスクリーニング検査を実施した。

 その結果、変異株は542人で全体の61・3%に上った。従来株は300人で33・9%、不明は42人で4・8%だった。

 変異株のうち一部について、より詳細なゲノム検査をしたところ、判明した株は全て「英国株」だった。

 肺炎併発率を年代別にみると、70代は従来株の56・9%と比べ変異株が75・0%に、80歳以上は従来株の61・3%と比べ変異株が75・0%に、それぞれ上昇。変異株は、4人に3人が肺炎を併発していた。

 若い世代でも、30代は従来株の16・7%と比べ変異株が60・9%に、20代は従来株の8・0%から変異株が27・6%に、20歳未満は従来株の0%から変異株が9・8%に、それぞれ急増していた。

 分析の結果、全世代で従来株より変異株の方が併発率が高かった。

 初発症状や入院後の経過をみると、変異株の感染者は従来株より発熱やせき、全身倦怠感などの症状が多くみられた。

 野尻孝子・福祉保健部技監は「他府県の状況をみても、今後、従来株から変異株への置き換えが進む可能性は十分ある」と指摘する一方、「基本的な対策は変わらない」とし、「手洗いやマスク着用などを徹底するとともに、何らかの症状があれば、新型コロナを疑って医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ