PR

ライフ ライフ

西武園ゆうえんち、きょう新装開業 昭和の町並み再現、ゴジラ乗り物 

昭和の町並みを再現した西武園ゆうえんちの「夕日の丘商店街」=18日午前、埼玉県所沢市(深津響撮影)
昭和の町並みを再現した西武園ゆうえんちの「夕日の丘商店街」=18日午前、埼玉県所沢市(深津響撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 休園して改装工事を進めていた西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)が19日に新装開業する。高度成長期の「昭和の町並み」の再現をコンセプトに据え、怪獣映画「ゴジラ」をテーマにした世界初の乗り物型アトラクションなどで集客力強化を図る。18日に開かれた内覧会に参加し、訪れた人を「昭和の世界」に引き込む仕掛けを体感した。

 園内に入ると、まず目に触れるのは、日本の1960年代の商店街を再現したという「夕日の丘商店街」だ。電話機、干してある洗濯物といった小物から看板のさびに至るまで細部にこだわった町並みは、本当に人が暮らしているような雰囲気さえ感じさせる。

 八百屋によるバナナのたたき売り、泥棒を追いかける警察官…。演出として行われているパフォーマンスは少々「ベタ」な印象も拭えないが、一つの世界観を作り上げることへのこだわりが随所に感じられる。商店街では、当時の物価を再現した園内の通貨「園(せいぶえん)」を使って買い物をし、実際に住民として生活している気分を味わうことができる。

 続いて、ゴジラの乗り物型アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」に足を運んだ。特殊装甲車に乗り込んでゴジラやキングギドラなどの怪獣同士の激闘をかいくぐって逃げる設定のアトラクションで、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで知られる映画監督の山崎貴氏が映像を手掛けた。

 席に座ると、半球状のスクリーンに席がせり出し、足元まで表示されたゴジラの映像に合わせて振動する。一息つくと頭上から霧がただよい、壮大なスケール感に手には汗がにじんでいた。

 昭和25年に開業した西武園ゆうえんちは、63年度には年間入園者数が約194万人を記録したものの、消費者ニーズの変化などを背景に一昨年度には約37万人にまで落ち込んだ。今回の新装には約100億円を投じており、同園マーケティング課の工藤真一さんは「リニューアルを機に『選ばれる場所』にしたい」と力を込めた。(深津響)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ