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「保健センター業務逼迫で」 神戸市コロナ死者98人未公表

神戸市役所=神戸市中央区
神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は13日、新型コロナウイルス感染症の陽性者で3月以降に亡くなった98人分について死者として公表できていなかったと明らかにした。感染急拡大に伴う職員の業務逼迫(ひっぱく)で、死亡者の遺族に公表の了承を得る作業が遅れたためという。市は遺族に確認が取れ次第、順次公表するとしている。

 市によると、今月9日時点で病院からの届け出などがあった死者数は372人だったが、同日時点で市が発表した死者数は274人だった。市は死者を公表するにあたり、各区にある保健センターの保健師らが遺族に確認の連絡を入れているが、業務多忙のため時間を要し、確認までに1カ月かかったケースもあったという。

 保健センターでは3月以降、保健師らの業務が増大し、連日深夜までの残業が常態化し、日々の新規感染者や重症化した患者への対応に追われ、死者の公表に関する事務が停滞したという。

 同市の花田裕之健康局長は13日に記者会見し、肉親を亡くしたばかりの遺族感情も考慮して確認するため、了承を取るには通常3日から1週間ほどかかると説明。「遺族が家庭内感染で入院中か自宅療養中のケースもある。『公表は絶対嫌だ』という方もいる」と話した。

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