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千葉県で一般高齢者向け集団接種開始 「ホッとした」「何十回も電話」

 施設入居者以外の一般高齢者(65歳以上)に対する千葉県内初の新型コロナウイルスのワクチン集団接種が7日、神崎町で始まった。県によると、5月中に千葉市など県内32市町で集団接種が始まる見通し。政府は7月末までの接種完了を目標に掲げるが、ワクチンや医療スタッフの確保などが課題として残されている。

 同町によると、7日は予約していた町民ら150人全員が1回目の接種を受け、副反応などの健康異常を訴える人はいなかった。集団接種は町内の高齢者約2100人のうち1350人程度を対象とし、6月15日までに全員が2回目の接種を終える。

 会場となった町営施設には、朝から接種券を持った町民が続々と訪れた。一人ずつ、保健師や看護師による予診と、医師による問診を受け、健康状態に異常がないと判断されると次々に接種を受けていった。

 接種は看護師が担当。二の腕に注射針を刺してから終えるまで数秒しかかからず、別室で15~30分間の経過観察を終えた町民らは2回目の予約を済ませて帰宅した。

 接種を受けた主婦の根本志津江さん(73)は「針を刺すときにチクッとしただけで、後は何ともなかった」と振り返り、「ワクチンを早く打つことができてホッとした気持ちです」と笑顔を見せた。

 集団接種の予約は既に満杯だが、その後も問い合わせが相次いでおり、町では追加実施を調整している。自営業の平野安彦さん(75)は「予約するために何十回も電話をし、1時間以上かけてようやくつながったときは本当にうれしかった」と苦笑いした。

 一方、記者団の取材に応じた同町の椿等町長は、県内初となった背景について「医療スタッフを確保できたことが大きかった」と指摘。町によると、町内は診療所が2カ所あるだけで、接種に向けて2月ごろから医師や看護師らの確保に乗り出し、町外などから10人ほどを集めたという。

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