PR

ライフ ライフ

野口さん、ISSから無事帰還

米新型宇宙船クルードラゴンで帰還し、笑顔で手を振る野口聡一さん=2日(NASA提供)
米新型宇宙船クルードラゴンで帰還し、笑顔で手を振る野口聡一さん=2日(NASA提供)
その他の写真を見る(1/2枚)

 国際宇宙ステーション(ISS)で約半年間の滞在を終えた宇宙飛行士の野口聡一さん(56)が日本時間2日午後4時ごろ、米スペースX社の新型宇宙船クルードラゴンで無事帰還した。

 帰還カプセルは米フロリダ沖のメキシコ湾に着水し、船上に引き揚げられた。野口さんと同乗の米航空宇宙局(NASA)の飛行士3人は午後4時51分ごろカプセルから搬出された。健康状態のチェックを受け、地球の重力に慣れるためのリハビリに入る。

 野口さんは2日午前、ISS船長の星出(ほしで)彰彦さん(52)らと抱き合って別れを惜しんだ後、係留中のクルードラゴンに乗り込み、午前9時35分ごろにISSを離脱した。

 貨物室を切り離した後、帰還カプセルのエンジンを噴射して地球を回る軌道から離れ、大気圏に突入。パラシュートを開いて海上に降りた。

 3回目の宇宙飛行となった野口さんは昨年11月、ISSに到着。滞在中、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った科学実験や船外活動などの任務のほか、ツイッターや動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じた情報発信にも積極的に取り組んだ。

 野口さんの船外活動は過去3回との合計で27時間1分に及び、日本人最長を更新した。ISS滞在日数は日本人最長の累計335日間。宇宙滞在は同344日間で、若田光一さん(57)の同347日間に次ぐ日本人2番目の長さとなった。

 クルードラゴンは今回が運用段階の初号機で、ISSとの往復に成功したことで性能が実証された。米国は2011年のスペースシャトル廃止で失った有人宇宙船の技術を民間の力を生かして再び確立した。

 野口さんによると、スペースXは今回のクルードラゴンを一般向けの宇宙観光旅行用に再利用する計画で、4人の民間人だけを乗せて年内にも再び打ち上げる見込みだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ