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65歳以上1000人へワクチン接種 茨城県古河市「ほぼスムーズ」に終了

ワクチン接種後に経過観察のため、間隔を空けた椅子に座る高齢者たち=1日午後、古河市下大野(谷島英里子撮影)
ワクチン接種後に経過観察のため、間隔を空けた椅子に座る高齢者たち=1日午後、古河市下大野(谷島英里子撮影)

 65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が1日、茨城県古河市で始まり、約1千人が接種を受けた。市によると、グループホームなどの施設入所者ではない高齢者への集団接種は同県内初だったが、体調不良を訴えるような人はおらず、接種は順調に終了した。(谷島英里子)

 同日、接種を受けたのは事前予約した1千人のうちキャンセルを除く989人。残ったワクチン11人分は医療従事者に接種された。

 会場の市中央運動公園総合体育館(市下大野)では、午前8時半の受付開始前から数十人が待った。1人ずつ手の消毒や体温測定をし、問診で体調や服用中の薬などを確認。間仕切りされた場所で医師がワクチンを接種し、15~30分の経過観察を経て帰宅した。

 市によるとこの日接種に関わったのは医師や看護師ら医療従事者、市職員、保健師ら計約170人。感染症対策のため、接種前の待機所や、経過観察のスペースで座る椅子は間隔を空けて配置され、こまめな消毒作業も行われた。

 午前10時27分ごろ宮城県沖を震源とする地震があり、来場者のスマートフォンから緊急地震速報の警報音が一斉に鳴り響いたが、大きな混乱はなかった。

 接種対象となる市の高齢者は約4万2千人(来年3月末現在)。先行入荷したワクチンは1日と2日で2千人が接種する予定で、施設に入所する高齢者への接種も1日から始まった。

 予約を取るために電話とパソコン4台を駆使したという海老沼澄江さん(77)は接種を終え、「痛みもなくあっという間に終わり、精神的にも安心した」との感想。学童保育指導員の60代の女性は「子供相手の仕事なので、自分が感染してはという思いだった」とホッとした表情だった。

 針谷力市長は、「(国の要請通り)高齢者の接種を7月中に終えるよう全力で取り組む」と強調。全体の作業は午後4時ごろ終了し、古河市医師会の秋葉和敬会長は「ほとんど手順通り、スムーズに行うことができた」と振り返った。

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