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病床使用50%超は13府県に拡大 39都道府県がステージ3以上

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、病床の使用率が39都道府県で感染急増段階を示すステージ3以上となったことが、厚生労働省が4月30日に公表したデータで分かった。前週から5県増加。人口10万人当たりの新規感染者数でもステージ3以上は18都府県から26都道府県に拡大し、全国的に悪化の様相を呈している。

 病床使用率はステージ3(20%以上)が前週の24都道県から26都道県に、ステージ4(爆発的感染拡大、50%以上)は10府県から13府県になった。13府県は石川、福井、長野、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、徳島、沖縄。大阪の81・0%が最高で和歌山の78・8%が続いた。

 人口10万人当たりの新規感染者数では、ステージ3(15人以上)が10県から15道県に、ステージ4(25人以上)が8都府県から11都府県にそれぞれ拡大。九州北部で増加が目立ち、福岡が37・89人(前週22・84人)、大分が30・22人(同8・46人)でステージ4になった。

 関東では感染経路不明者の割合が悪化し、前週の東京に加え栃木、千葉、神奈川でステージ3(50%以上)になった。

■「宣言解除は道半ば」東京医科大特任教授・濱田篤郎氏の話

  東京、京都、大阪、兵庫に緊急事態宣言が発令されて1週間だが、4都府県の新規感染者数は増加しており、宣言が効いているとはいえない状態だ。過去の宣言では、発令後まもなく感染者数の減少がみられたが、今回はピークを越えていない。解除予定まであと10日程度。解除は道半ばで、少なくとも関西3府県は難しいだろう。

 予防的に宣言が出された東京では病床の使用率も上がり、医療逼迫(ひっぱく)の度合いが増しつつある。周辺への波及という点では、北関東も含めて各県で感染経路不明者の割合がいずれも4割を超えており、急激な感染の増加に警戒が必要だ。

 大阪、兵庫の病床使用率は高止まりで、京都は悪化している。隣接する奈良も含め医療崩壊に近いといえる。ウイルスが英国型変異株に置き換わった関西の状況は、若い人が感染して入院が増え、重症化しやすいという第4波の特徴を表している。

 英国型変異株は従来株より感染力と病原性が強い。感染は全国的に拡大し、特に東京、関西のほか愛知と福岡の計4カ所で大きな流行が起きている。危機感を持ち、人の流れを抑えなければならない。(談)

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