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宣言発令1週間、要請は限界?条例規制必要?「路上飲み」どう対応 

渋谷駅前では「路上飲み」などを控えるように東京都職員らが呼びかけた=4月30日午後、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)
渋谷駅前では「路上飲み」などを控えるように東京都職員らが呼びかけた=4月30日午後、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)

 3回目の緊急事態宣言発令から1日で1週間を迎えた。対象地域では酒類を提供する飲食店などに休業要請が出され、屋外での「路上飲み」の光景がよくみられる。屋外でも新型コロナウイルスの感染リスクがあるとの研究結果も出ており、屋外だから安全というわけではない。東京都の小池百合子知事もコンビニエンスストアなどに注意喚起の協力を求める考えを示すなど、路上飲みをしないよう呼びかける。要請には限界があるなか、どう抑えるのか。(大渡美咲、本江希望、大森貴弘)

■「やりすぎだよ!」

 4月30日午後8時半の東京・渋谷。東京都や警視庁の職員らがJR渋谷駅前で路上飲みを控えるよう呼びかけた。付近には、路上飲みをする外国人の姿が多く見られ、ワインボトルを手にしていたり、注意した職員らに対し、「やりすぎだよ!」と詰め寄ったりしていた。

 近くのコンビニには「路上飲みは止めてください」と書かれたポスターが入り口やレジに貼られていた。コンビニを利用した東京都八王子市に住む男性会社員(25)は「ポスターには気づかなかった。路上飲みをすることはある。友達に誘われたら断れない」と打ち明けた。 

 宣言対象地域の京都市でも見回りのほか、市管理の公園923カ所で飲酒・飲食を禁じる看板を掲示。大阪府や兵庫県も、同様に対策を講じる。ただ、新型コロナウイルス特措法に基づく命令ではなく、呼びかけにとどまっており効果のほどは不透明だ。

 理化学研究所などの研究チームがスーパーコンピューター「富岳」で行ったシミュレーションによると、屋外では風の影響でより広範囲に飛沫(ひまつ)が拡散する可能性が高くなることが判明している。複数人での路上飲みではマスクを外しておしゃべりするため感染リスクも上がってくる。

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