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「十段獲得でき自信になった」

第5局 十段を獲得し会見に臨む許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)
第5局 十段を獲得し会見に臨む許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)

 囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第59期十段戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第5局が28日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、挑戦者の許家元(きょかげん)八段(23)が芝野虎丸十段(21)=王座=に黒番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で初の十段を奪取した。許新十段との一問一答は以下の通り。

 --あらためて十段獲得の気持ちを

 「素直にうれしいです。まだ実感はわきませんが、ホッとしています」

 --3年前の碁聖初獲得との違いは

 「1回目(のタイトル戦)だったので緊張していた面があり、(前夜)眠れないこともあった。今回は自然体で臨めたかなと」

 --今後の目標は

 「昨年、一昨年、タイトル戦に何度か出たが、なかなか結果を残せておらず、実力が足りていなかった。十段を獲得でき自信になった。さらに努力して(タイトルを)増やせたら。2日制の碁に出たことがないので(チャンスがある)名人戦は目標にしたい」

 --七大タイトル初獲得からの3年は長かったか、短かったか

 「フルセットで勝てなかったり、一力さん(遼二冠や芝野)虎丸さんは2冠、3冠になって…。実力が足りないので(獲得まで)長くはなかった。焦りはなくはないが、刺激を受けた。2人は(段位が)九段になっているので、並びたいなあというのはあった」

 --同世代2人の存在は

 「タイトル戦だけでなくリーグ戦や、その前段階のトーナメント戦でも当たることが多い、ライバルというか大変な部分もあるが、打つたびに自分も成長していると感じることはある。終盤力の正しさ、とくに秒読みのときの打ち方には(2人に)差をつけられているんじゃないかな。今回の十段戦のように、序盤で時間を使わず打つことができたら。長時間の持ち時間なら、悪くてもマクれる(逆転できる)チャンスはある。ちょっとずつ調整しているが(十段戦のように)3時間の碁で納得いく碁を打つのは難しい」

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