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囲碁の若手ライバル対決 接戦で制す 許家元新十段 大和ハウス杯十段戦第5局

芝野虎丸十段(左)に勝利し、感想戦に臨む許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)
芝野虎丸十段(左)に勝利し、感想戦に臨む許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)
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 28日に行われた囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第59期十段戦五番勝負」の最終第5局は、挑戦者の許家元八段(23)が、粘る芝野虎丸十段(21)を振り切り、念願の初十段を奪取した。

 第4局まですべて黒(先)番が勝利してきた今期の五番勝負。最終局のためあらためてニギリが行われ、黒番になった許は黒25などうまく仕掛け右上黒49と振りかわった。

 芝野の右下白72が珍しい一手で、黒77を誘って激しい戦いに発展した。昼食休憩をはさみ64分の長考で芝野は白80と打ったが、左上黒85が絶妙な一手で許が優位に立つ。

 各所で難解な争いがおこる中、右辺白110、112と打って芝野が盛り返すが、左下の黒125、127が許の冷静な打ちぶり。芝野は146の勝負手で黒石を取りにいくが、許が中央の黒177から上辺を取りにいき勝負を決めた。

第5局 十段を獲得し会見でポーズをとる許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)
第5局 十段を獲得し会見でポーズをとる許家元八段=28日午後、東京都千代田区の日本棋院(桐山弘太撮影)
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 令和の囲碁界を牽引(けんいん)する両棋士の大舞台での対局は、昨秋の王座戦五番勝負以来。「意識して速く打つよう心がけた」と振り返る許。一方の芝野は「シリーズを通じて全体的に勝負どころでミスが多かった。防衛できずに残念」と声を落としていた。

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