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兵庫県、阪神に無観客開催求める ファン落胆「年間シート購入したのに」

記者会見する兵庫県の井戸敏三知事=23日午後、神戸市中央区(沢野貴信撮影)
記者会見する兵庫県の井戸敏三知事=23日午後、神戸市中央区(沢野貴信撮影)

 兵庫県の井戸敏三知事は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令決定に合わせ、阪神タイガースの本拠地・甲子園球場(同県西宮市)についても、無観客開催とするよう球団に求めると明らかにした。昨年に引き続き、また試合がみられなくなるのか-。この日、阪神対DeNA戦が行われた同球場では、観戦に訪れたファンらからため息がもれた。

 小学6年の長男と2人で来場した兵庫県尼崎市の会社員、永田英樹さん(52)は「阪神ファンの息子のために年間シートを購入したのに」と落胆を隠せない。長男の寛紫君(11)が「球場でクラスターが起きたなんて聞いたことがないのに」と悔しがると、永田さんも「球団側は努力して感染対策をしているし、ファンも気をつけて応援している。十把ひとからげに一律の措置をとるのはいかがなものか」と疑問を呈した。

 京都市の会社員、中村奈々恵さん(34)は現在首位を走るチームへの影響が心配という。「阪神は、メンタル面に勝敗が左右されるところがある球団。今年は例年になく調子がいいだけに、もし無観客になって声援がなくなったら急降下するのでは」

 球場前で弁当を販売していたパート女性(67)は「ただでさえ例年の3分の1ぐらいの売り上げしかないのに」と嘆いた。

 一方で現実を受け入れるファンも。兵庫県姫路市のパート、有本喜代子さん(64)は「ファンとしては残念だけど、これだけ感染が広がっているのだから当然。みんなで我慢して乗り切り、満員の甲子園で応援できる日を早く迎えたい」と語った。京都市の会社員、加藤修一さん(39)は「知り合いのつてでやっと入手できたチケットが無駄にならなくてよかった。今日は何カ月分かまとめて、応援してきます」と話した。

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