PR

ライフ ライフ

建築家、安藤忠雄さんにレジオン・ドヌール勲章コマンドール

フィリップ・セトン駐日フランス大使(右)からレジオン・ドヌール勲章コマンドールを授与された安藤忠雄さん(左)=東京都港区のフランス大使公邸
フィリップ・セトン駐日フランス大使(右)からレジオン・ドヌール勲章コマンドールを授与された安藤忠雄さん(左)=東京都港区のフランス大使公邸

 世界的に活躍する建築家、安藤忠雄さん(79)は23日、フランス政府から国家最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章のコマンドール章(3等級)を授与された。同国に多大な貢献のあった人に贈られる章で、コマンドールは民間文化人に与えられる最高位。

 この日、フランス大使公邸(東京都港区)で開かれた叙勲式では、仏大統領の委任を受けて、フィリップ・セトン駐日大使が安藤さんに勲章を授けた。

 長年同国文化と関わりの深い安藤さんは、パリ中心部に、18世紀にさかのぼる旧穀物取引所を再生した現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」を手掛けたばかり。新型コロナウイルスの影響で開館は延期されているが、歴史的建造物の中に、円筒状のコンクリート建築を挿入。過去の記憶を未来につなげるとともに、「円」によって地球平和への願いを表現した。

 セトン大使は「安藤さんが世界の建築に果たされた貢献は大きく、風景や街の中に宝石箱のような建物ををたくさん作ってくださった。フランスと日本の友好にも尽くしてくださった」と長年の功労に感謝。安藤さんは「フランスという文化国家に憧れていた人間として、素晴らしい一日となった。20代の初めに(同国を拠点とした20世紀の巨匠)ル・コルビュジエの本に出会って建築家を目指し、パリのポンピドゥーセンターで2度も個展を開かせてもらうなど、チャンスをいただいた。これからもう一歩も二歩も前に行けといわれたと思い、人生100年、『地球は一つ』というメッセージを持ちながらやっていきたい」と喜びを述べた。

 同勲章は1802年にナポレオン1世が創設。安藤さんは2005年に同勲章シュバリエ章、13年にはフランス芸術文化勲章のコマンドール章も受けている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ