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コロナ87人感染、茨城知事「第4波の入り口」

茨城県の大井川和彦知事
茨城県の大井川和彦知事

 茨城県の大井川和彦知事は22日の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者が80人を超えたとして「(感染拡大の)第4波の入り口に来つつある」との認識を示した。県は同日から水戸市など6市町を感染拡大市町村に指定、飲食店に営業時間の短縮などを要請した。ただ、県内では今月中旬から濃厚接触者ではない経路不明感染者が増えており、時短要請で効果が現れるかは不透明だ。(永井大輔)

 22日、県が発表した新型コロナ感染者は87人で累計で7666人。これまでに公表した患者のうち23人の変異株感染も新たに判明し、変異株感染者は159人となった。

 県と水戸市によると患者は、水戸市21人▽土浦市6人▽下妻市5人▽守谷、城里各市町4人▽日立、那珂、取手、古河、坂東、つくば、ひたちなか各市3人▽常総、かすみがうら、小美玉、石岡、茨城各市町と県外2人▽神栖、常陸大宮、稲敷、龍ケ崎、鹿嶋、潮来、高萩、笠間、筑西、美浦、桜川、五霞、大子、東海各市町村1人。うち52人が濃厚接触者だった。県によると、集団感染が疑われる感染者はなかった。

 22日の会見で、大井川知事は「感染経路がはっきりしない新規の感染者が広範囲で確認されている」と指摘。無症状の患者から県内全体で感染が広がっている可能性を示し、「感染拡大市町村」以外に住む県民に対しても、マスク着用や消毒などの感染症対策を徹底するよう呼びかけた。

 県は国の感染指標に基づき直近1週間の人口1万人当たりの新規陽性者数が1・5人以上の市町村を「感染拡大市町村」に指定。水戸、古河、かすみがうら、大洗、城里、阿見の6市町の飲食店には来月5日まで、午後8時~午前5時の営業自粛を要請するほか、住民にも不要不急の外出自粛を求める。

 一方、茨城県は22日、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ294億1千万円の補正予算案を発表した。28日に開かれる臨時議会に提出する。補正後の令和3年度一般会計は1兆3245億8900万円。

 補正予算案では、新型コロナ対策として、医療従事者への応援金交付事業(11億7千万円)や営業の時短要請に応じた飲食店への協力金支給事業(180億5千万円)などを計上した。

 また、新型コロナの検査を受け陰性だった県民の県内旅行を用意した県内宿泊施設に宿泊客1人当たり最大1万円の料金割引を行う「いば旅あんしん割事業」に1億1100万円を盛り込んだ。安心して旅行したいという希望に応えることで、経済活動を刺激するのが狙い。

 期間は5月の連休明けから月末まで。出発地や旅行先が、県が指定する「感染拡大市町村」の場合は対象外となる。

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