PR

ライフ ライフ

【節約家計簿】リバースモーゲージ 認知症へ配慮

 ここ数年、親が認知症と診断されたために、手続きで困るご相談が増えています。認知症と診断されると、原則として、すべての契約ができなくなるからです。

 認知症と診断されれば、預金口座の契約や解約などの手続きが難しくなります。運用商品に関しては、後見人が付いても売買は不可能で、死亡時点の価格で評価するしかなくなります。高齢者施設に住み替えるときの契約も、ご本人は締結が難しいので、代理人が必要です。空き家になった自宅を売却したり、賃貸に出すことも「契約」が必要なので、ご本人にはできません。

 令和7(2025)年には65歳以上の5人に1人が認知症になるという推計もあり、認知症に対する準備の必要性は高まっています。一方で認知症高齢者が増え、手続きなどで問題が生じていることを背景に、認知症に配慮した商品も登場しています。

 その中で今回取り上げるのはリバースモーゲージです。リバースモーゲージは自宅を担保にして、お金を借りる仕組みです。リバースモーゲージを早くから扱い、契約件数でもトップを誇る東京スター銀行のリバースモーゲージ「充実人生」を取り上げて、認知症対応について説明します。

 充実人生は、55歳以上84歳まで(配偶者は50歳以上)の方が申し込めて、投資や事業目的でなければ、使途に制限はありません。生活資金や医療費、住宅ローンの返済や介護付有料老人ホームの入居費用などにも活用できます。存命中は利息のみを支払えばよく、契約者が亡くなった時点で、相続人が元本を返済し、契約が終了します(配偶者による再契約や、自宅の売却による返済の場合もあります)。充実人生では今月から、契約者が認知症と診断されると、契約者があらかじめ指定した子供などの相続人が、代理でその後の手続きができる「代理人特約」を導入しました。特約の導入により、認知判断能力が低下した場合でも、追加借り入れ(資金使途は限定)や返済、普通預金の入出金や契約終了の手続きが可能になりました。(ファイナンシャルプランナー 畠中雅子)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ