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【話の肖像画】ブシロード会長、新日本プロレスオーナー・木谷高明(60)(6)追放…次の起業へ「退任式」

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50歳の誕生パーティーで家族と。妻の恵さん(左手前)は平成2年の結婚以来、支えとなってくれている
50歳の誕生パーティーで家族と。妻の恵さん(左手前)は平成2年の結婚以来、支えとなってくれている

 《山一証券を退職してエンターテインメント事業の会社「ブロッコリー」を設立。「他にない付加価値を作り出す」との思いをこめたキャラクタービジネスで事業は飛躍し、起業8年目の平成13年9月に念願だった上場を果たした。しかしその直後、思わぬ「落とし穴」にはまっていく》

 上場して間もない15年2月期に赤字を計上してから4年連続で赤字となりました。起業してやっと視界が開けたと思ったら、その先は下り坂しかなかったのです。赤字の要因はアニメやゲームに過剰な投資をしたことと無計画な店舗展開。キャラクターを生み出して育てるクリエイターとしての事業と小売業を両方やっていたため、事業全体への目配りが甘くなっていました。痛感したのは自分の性格は小売業には向いていないという現実です。

 小売業は薄利多売が基本で、ヒット商品がいくつあっても1つの不人気商品で失敗すれば利益が吹っ飛んでしまいます。特にデフレ経済の下ではすぐに価格競争が起きるため、小売業には節約してじわじわと利益を確保する「守りの経営」が必須なのです。僕にはヒットを生み出せば大きく利益が出る「攻めの経営」の方が向いている。攻めを基本とした経営をすべきだった。あのころの自分には「自分の性格を考えろ」と言い聞かせたいですね。

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