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重症化も転院困難 吉村知事、病院に増床直訴

 患者の病状に応じて入院先を振り分ける「入院フォローアップセンター」の浅田留美子センター長は「天井が見えない。病床を確保できなければ、センターが機能不全に陥りかねない」と危機感をあらわにした。

 浅田さんによると、センターが調整にあたる患者は「第4波」の4月初旬以降、連日100人前後となり、多い時は120人を超えている。重症患者向け病院は24時間救急対応しているため、受け入れ先は数時間以内に決まるが、軽症・中等症向けの場合は夜間や休日に体制が縮小するため「調整に最も苦労する」という。

 自宅などで症状が急変し入院が必要な患者を救急搬送中、調整にあたることもある。「命の危険が迫っていなくても放っておけば呼吸が苦しい人のケースでは、夜間に10を超える病院から受け入れを断られた」

 府健康医療部の幹部は、背景に重症患者の増加もあると指摘。「本来確保している中等症病床がフル稼働できていない」と話す。

 第4波は変異株の影響により、若年層の重症化もみられる。浅田さんは「20~40代の若い人でも気管挿管する例が起きている。『若いから大丈夫』というのは通じない」と警鐘を鳴らし、こう強調した。

 「大阪の医療は過去最大の危機を迎えている。自分の身を守るため、適切な行動を心掛けてほしい」

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